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ドメインが紐づく(サーバーの)IPアドレスとブラックリスト

コラム

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ドメインが紐づく(サーバーの)IPアドレスとブラックリスト

お恥ずかしいことかもしれませんが、先日、弊社のメールが届かないということが起こりました。
その時、<MAILER-DAEMON>(メーラーダエモン)から返信がありまして、「black ip address」という記述がありました。汗
あいたたた・・・。

暫くブラックリストのチェックをしていませんで、このようなことは今までありませんでしたので、久しぶりにチェックをかけました。
その時のことを書こうと思います。

今回の記事は、解決策まで全部書ききっているわけではありません。
ただ、調べて、使っているサーバーやドメインがどのような状況にあるかを調べる必要はあると思いますので、その調べる手法を残しておきたいと思います。

IPアドレスブラックリストイメージ
IPアドレスがブラックリストに入るかどうかをチェックするサービス

まず、先に、自社のサーバーのIPアドレスを調べて、下記サイトで検索してみてください。
基本的に、赤色マークがなければOKですし、赤色マークだらけになりますとサーバーを変えた方がいいレベルになります。

IPアドレスがブラックリストに入るとどうなるの?
気づいた背景

冒頭の通りですが、弊社のドメイン「oosaka-web.jp」ドメインのメールが、業者様に届かないということがありました。
メーラーダエモンから「black ip address」と書かれたメールをもらいました・・・。

業者様の使われているサーバー会社様もしっかりされてるなぁ・・・と他人事のように思いたいところですが、とりあえず、メールが届かないというところですので、なんとかしなければいけません。
ただ、この業者様とは基本的にチャットワークでやり取りをしているので今のところ大きな問題にはなっていませんが、これからどうするか考えなければいけません。

SEOには影響ないのか!?

SEOにおいての影響・・・今のところ、影響はないと思います。
ひょっとすると影響は出ているかもしれませんが、実感値として影響が出まくっているとは思いにくいです。

ドメイン自体はブラックリスト入りしているわけではありませんので、そのあたりは問題は出てないと思います。

どうすればいい?

ただ、サーバー会社もIPアドレスがブラックリスト入りしていることを放置しているわけではありません。
色々な努力をされていますので、ブラックリスト入りが解除されることもございます。

共有レンタルサーバー会社様の努力によってブラックリストから解除されたり、ブラックリスト化するような時は、インフォメーションが出ていることが多いので、常にレンタルサーバー会社のインフォメーションを見るようにしてください。
また、あわせて、今回のようなことがあった時は、まずはレンタルサーバー会社様にお問い合わせ入れましょうね。

ただ、共有レンタルサーバーを使っている限り、この手の問題から抜け切ることが出来ません。
同居されているユーザーがいてるため、VPSや専用サーバークラスにならないと、この手の問題からは抜けきりません。

というのも、共有レンタルサーバーサービスというのは、一つのサーバーにユーザー毎に仕切りを入れて複数のドメインを紐づけることが出来るようにしています。
ですが、一つのサーバーに一つのIPアドレスの設定で多数のユーザーにサーバーをレンタルしていますので、一つのIPアドレスを多数のユーザーが共有することになります。

ですので、この手の問題から解放されるためには、VPSや専用サーバーを使い、固定IPアドレスを取得してサーバーに設定するようにしてください。
そして、ここまできたら、SSL化させるであったり、色々なことが出来るようになりますので、そのあたりのことも調べていただければと思います。

ただ、コストがかかります。
共有のレンタルサーバーの倍以上はしますので、その時は、色々な展望を持ちつつ、対応しても費用対効果が見込めるようになってから専門家に対応してもらってください。
費用対効果が見込めない段階では、無駄・・・とは言いませんが、手痛いコストを支払うことになります。
その代わり、、、と言っては何ですが、先述のような他責な問題が一つなくなります。

あと、新規でサーバーをレンタルする時は、一度はIPアドレスを調べてみてからレンタルをするといいかもしれません。
昨今であれば、「無料お試し登録」期間が1週間程あることが多いです・・・というか、ほぼどのサービスにもあると思います。
ですので、お試し登録で登録し、IPアドレスをチェックしてから本登録を進めるといいかもしれません。

ただ、固定IPアドレスを新規取得した時だったら、この手の心配はほぼないと思いますので、VPSや専用サーバーを使う時は安心してお使いください。

まとめ

ということで、メールの送受信の時に、「black list」や「black ip address」というような表記があった時は気をつけるようにしましょうね。
新規で規模の小さなサイトを作る時などは、余計に配慮しなければいけなくなります。

とはいえ、ブラックリスト化されないということは約束されるわけではありませんので、IPアドレスがブラックリスト化された時に、適宜対応を取ることができるようにしておきましょう。
サーバー会社に問い合わせを入れたり、別のサーバーがあるならサーバー移転をしたり、ドメインのチェックを行ったり、、、そんな感じで対応を進めることでいずれ解除されるのではないでしょうか。

また、その間は、Gメールを使うなど、メールに対する配慮も忘れずに対応しましょうね。

文責 : 清水 隼斗

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