コラム
「ドローソフト」や「ペイントソフト」と表現していますが、ドローソフトとペイントソフトはパッと見、差がよく分からないくらいに類似した画像編集ソフトです(笑)
これからデザインを始めたいと思われている方が、両ソフトの違いを調べて使い分ける・・・なんてことはしなくて良くて、どれか気に入ったソフトがあったらそれを触って慣れた頃くらいに両ソフトの違いを知ることができれば嬉しいだけな感じです。
これらのソフトは基本的に無料ばかりです。
AdobeのIllustratorやPhotoshop、Fireworksを購入したりクラウドで月額固定を支払うとなると割と高く感じてしまい躊躇してしまいますよね。
まだデザインも何も分からない方がソフトを買うには相当な抵抗があると思います。
そういう方にこそ見ていただきたいソフトが今回のデザイン系のアプリケーションソフトです。
そうこう言いながら、私もGIMPやINKSCAPEから入ったクチでして、10と余年くらい前にAdobeのソフトは高かったです・・・。orz
そんな時、まだ英語表記しかなく、どのソフトも日本語対応出来ていなくてよく落ちたソフトでしたが、今はもうパソコンのスペックも上がり、ソフトの質自体も高いため、上手く活用しやすいのではないでしょうか。
ダウンロードタイプのソフトです。
windowsもMacも対応しています。
かなり高性能のドローソフトです。
2015年からのアップデートの頻度はかなり落ち着いてるようです。
サイト内にコミュニティやHowtoがありますので、初心者の方でも触りやすいソフトではないでしょうか。
Liber Officeとは、マイクロソフトのオフィスやキングソフトのオフィスと同じようなソフトです。
その中の、Drawというソフトのことをさしています。
ドローやペイント専門ソフト程の多機能性ではありませんが必要機能は揃っている・・・そんなソフトです。
簡単な作業で終始する場合は、Liber Officeのようなソフトだけを持っておく感じでいいかもしれません。
Pic Monkeyは、オンライン上で絵が書けるアプリケーションです。
アプリケーションと言うか、サイトサービスと言うか・・・。
普通、ソフトをダウンロードしてインストールしてソフトを立ち上げて・・・という流れの中でデザインに取り組みますが、Pic Monkeyはブラウザ上で一連の流れが完結するというサービスです。
「EDIT」をクリックして操作を進めることが出来ます。
見慣れない英語ばかりのUIになっていますので、慣れが必要かもしれませんね。
前者のPic Monkeyと同じオンライン上で操作することができるサービスです。
テンプレートとなるデザインが多いサービスです。
国内サービスではないため、国内デザインという感じではないテンプレートですが、まずはデザインに慣れるという意味においては十分なサービスです。
日本語ページがありましたようでして、運営の方からご連絡をいただきました。
ご指摘をありがとうございました。
ご利用いただく際には、日本語ページからご利用いただくと便利だと思います。
Windowsに付属でついているペイントソフトを上回る性能を持つためにつくられたフリーソフトです。
ですので、確かに使い勝手がいいんですが、言葉は悪いかもしれませんが、派手な機能がなく使いやすいだけに近いソフトです。
がっつりデザインにはまらない程度の作業であれば、Paint.NETでいいかもしれません。
Windows対応で、Macでは使えません。
オンラインで操作できるサービスですが、Photoshopにもっとも近いインターフェイスとなっています。
ですので、adobeのソフトを触ったことのある人にとって一番馴染みやすいサービスかもしれません。
他にダウンロードサービスもありますので、必要なものは一式揃ったサービスです。
イラスト業界で知らない人はいないと言っても過言ではないソフト、Fire Alpacaです。
日本語が分かる方は、ファイアアルパカを使うのが一番いいのかもしれません。
とにかく痒いところに手が届くし、動作が安定しているし、使い込めば手が込んだイラストをつくれることも実証されています。
やはり国産というだけあってかなり使いやすいので、何を使っていいのか迷っている方は、まずはこのFire Alpacaを使うのがいいかもしれません。
簡易版Photoshopというところでしょうか。
簡易的な機能しか実装されてないようですので、簡単な画像編集で終始するかもしれないサービスです。
オンラインでデザインを制作することができるサービスです。
かなり動作が軽い感じがしています。
海外のサービスながら、日本語のインターフェイスがあり、だいぶ使いやすいイメージです。
オンラインで終始したい方にはだいぶ使いやすいサービスかもしれません。
老舗のペイントソフト、GIMP。
兎に角、信頼性の高いソフトです。
他のソフトをGIMP程使い込んでないから分かりませんが、Photoshop程の高機能を有しているフリーソフトはGIMPくらいではないでしょうか。
それくらい高機能なソフトです。
いかがでしたでしょうか?
今となっては当たり前かもしれませんが、ブラウザで絵が書けるだけの機能を有したソフトってすごいですね。
予てより聞いてはいましたが、実際に触ってみるとびっくりですね。
だいぶ動作が軽いですし。
ただ、クラウド保存など、課金して十分に扱うことができるようになればいいですが、ちょっとやりたいだけの人にはクラウド保存などは必要ないかもしれません。
とは言え、過去につくった素材など、ずっと手元に残ると色々助けられることがあるので、勉強のつもりで始めた頃のものはクラウドに保存すると、長い目でみるとメリットが大きいかもしれません。
ともあれ、デザインソフトが無くて嘆いてらっしゃる方は是非これらのフリーソフトでお試しくださいね。
文責 : 清水 隼斗